数々のサイエントロジー会議のフィナーレにふさわしく、L. ロン ハバードの最後の言葉は、最高レベルのものからの引用でした。それは「クリアリング・コース」、「グレード・チャート」、そして「組織図」の開発へと続く突破口でした。これは、それほど包括的で、それほど基本的な発見でした。その躍進とは「基本的な目的」だからです。彼はこう明らかにしています。「私たちが調査してきたありとあらゆるエングラム、ありとあらゆる黒い質量、ありとあらゆるリッジ、ありとあらゆる白く燃える炎、心の中で起きたありとあらゆることは、人の基本的な目的の変化、または変更のせいで生じます。」そしてこれは、ハバード氏の発見のほんの最初の部分にしかすぎません。というのも、あなたが彼の「基本的な目的」という講演を聴けば、「汝自身を知れ」の意味に関して、全く新しい理解を得るでしょうから。しかし、こういったすべての発見に加え、より速く、より多くのクリアリングという観点から、ここに「クリアリング・サクセス会議」と呼ばれる別の理由があります。なぜなら、その技術、その組織、サイエントロジストの集まりといったものがどのように合わさっているのかを考えた場合、その答えはすべてここにあるからです。惑星のクリアリングを推し進める際の、サイエントロジー組織の中枢的な役割に関する画期的な講演「あなたのサイエントロジー・オーグ、そしてそれらがあなたに何をするか」から、それを現実のものとする彼の正確なプログラム「世界のクリアリングとあなた」まで。ここに、L. ロン ハバードの最後の会議と、クリアーになった惑星への地図があります。
続きを読む「こういったことはすべて関連があります。組織とは無味乾燥なものです。管理運営とは無味乾燥なものです。コミュニケーション・ラインは一見、あなたがクリアーを得るかどうかにはほとんど関係がありません。しかし、私の視点からは、もしそれがこういったもののためでなかったら、私は他のあらゆることにあまりに継続的に巻き込まれてしまい、私たちの仕事は決して終わらないでしょう。ですから、私には、それらは非常に重要なものに見えます。そして、その技術が開発され、それがもたらされ、純粋できちんとした状態でそこにあり、適用可能で、利用可能なら、みなさんにもそれらが重要に見えるはずです。それが唯一、私たちが行おうとしていることです。」― L. ロン ハバード
数々のサイエントロジー会議のフィナーレにふさわしく、L. ロン ハバードの最後の言葉は、最高レベルのものからの引用でした。
その主題は、世界のクリアリングでした。 根底にある原理は、基本的な目的でした。そして、セントヒルの研究室の中で、ハバード氏は巨大な第一歩を踏み出そうとしていました。具体的には、彼は逸脱の根底にある突破口となる要因によって、ケースをクリアーにまで推し進めていました。
「私たちが、調査したすべてのエングラム、あらゆる黒い質量の欠片、あらゆるリッジ、あらゆる白く燃えている炎、心に現れるあらゆるものは、その人の基本的な目的の変化や変更のせいで生じるのです。」
まさにその原理に基づく精確なプロセスと正確な手順によって、彼はケースを打ち砕き、「セントヒル特別集約コース」の生徒を集中的にそのプロセスと手順の詳細に関して指導していました。
しかし、いかにこの技術が奇跡的であったとしても、何十億人という惑星の人口に対して、「ふたりを同時にオーディティングして」世界をクリアーにしたとしても、1兆年の年月がかかるでしょう。何か別のことが必要でした。そしてそこに、行動性という点で、ハバード氏の基本的な目的という発見からもたらされたものについての、より壮大な物語があるのです。
集約コースは依然として拡張中であったにもかかわらず、すでに209もの講演を網羅していました。さらに、彼はオーディターの技能を誰も想像できなかったほどのレベルにまで引き上げただけでなく、あらゆるオーガニゼーションが自分たちのトレーニングの領域ですぐに使うことのできる、新しいトレーニングの手段を開発しました。
そしてまた、それ以降サイエントロジーが拡張し続けていくパターンが、ここではっきりと見えてきたのです。なぜなら、熟練したオーディターたちが当時トレーニングを受けており、彼らはそれをさらに未来へと推し進める拠り所となり得たからです。すべては、クリアーに見られるように、基本的な目的が取り戻された時に起こったこと、また人々が単にクリアーとして存在することでつくり出された新たな領域での影響に関する、証明された事実からもたらされたものでした。これによって、ひとりのオーディターが、どのようにして地域全体をクリアーにできるのかが明らかになりました。ここに「惑星をクリアーにする」ことが意味するものに現実味を与える数学的な側面があります。
「それは、等差数列に従って進んでいくのです。というのも、これらのうちの何人かが、順調に筋道に沿って進んで、自分自身クリアーになるとすぐに、それらの人々、彼らのうちの何人かは、プロフェッショナル・トレーニングへと素早く進んでいくことになるからです。彼らを止めることはできないでしょう…そして、真っすぐに進み続けて、彼ら自身のグループを受け持つのです。」
ですから、ハバード氏はワシントンD.C.へ行く途中、ニューヨーク市行きのクイーン・エリザベス号に乗り込んだのです。具体的な点では、会場はメイフラワー・ホテル、そしてこの会議にふさわしく、参加者はこれまでで最高でした。また、以前の会議の多くで独自の演出を用いていた一方で、ここでは会議の終了までに、無作為に選ばれた人のゴールが実際に見付けられるという企画さえも行われました。これらすべてが、講演の合間の集中的なオーディティングを説明していました。というのは ― そう、彼らは、本当にそのゴールを見付け出したのです。そして最後に、その刺激的な雰囲気について言えば ― 古参のサイエントロジスト、ルイ・ベルッチによるドラムの生演奏は言うまでもなく、GPMのドラマチックな実演が、講演中に行われたのです!
しかし、お祝いの雰囲気がそこにあったとすれば、それには十分な理由がありました。ここには個人、グループ、あるいは惑星を回復させるという決定的な重要性があり、このようにして、すべての国家全体を「自由への道」に乗せることになったからです。
さらに、この道に石を敷き詰めるために、彼はサイエントロジー・オーガニゼーションの極めて重要な役割に関する、彼の金字塔となる講演を提供しました。惑星規模のクリアリングの原動力となる安定した土台、「あなたのサイエ ントロジー・オーグ、そしてそれらがあなたに何をするか」です。
そうなのです。基本的な目的によって、L. ロン ハバードの最後の会議は、新しい世界への幕を開いたのです。なぜなら、彼は「セントヒル特別集約コース」を前進させ続け、たったの3年で彼が成し遂げたことは、これらのことでした。
この時点で、残されたのは未来だけでした。そしてそれは、彼が結びとして残した、次の言葉の意味するところに懸かっているのです。
「私たちサイエントロジストは協力し合わなくてはいけません。」
そして、この最終の会議で、彼は私たちに、それを正確に行う方法を語っているのです。